ホラほら通信 本間龍演先生の「法螺の文」について

法螺吹き部屋に響く本間龍演先生の法螺の実演をお聞きになった方は多いと存じます。その中で唱えられている「法螺の文」について二三の問い合わせがあったのでお答えしたいと存じます。特に関西方面の方々にとっては、本間先生のアクセントが当地の訛りが入っているので分からないという事でした。以下にその内容を公開します。

(口金三打)

 三昧(さんまい)法螺(ほら)聲(しょう)
 一乗(いちじょう)妙法説(みょうほうせつ)
 経耳滅(きょうにめつ)煩悩(ぼんのう)
 當入(とうにゅう)阿字門(あじもん)
 故(かるがゆえ)に金剛(こんごう)三昧(さんまい)の螺(かい)を吹(ふ)いて、
 悪魔(あくま)降伏(ごうぶく)の威(い)を振(ふ)るい、
 聲字實相(しょうじっそう)の音(おん)を立(た)てて、
 内性(ないしょう)心蓮(しんれん)の尊(そん)を驚(おどろ)かす。
 故(ゆえ)に長眠(ぢょうみん)、是(これ)を聞(き)いて驚(きょう)覚(がく)し、
 永夜(えいや)忽(たちま)ちにして醒(さ)むる。
 一切(いせい)諸魔離(しょまり)退散(たいさん)
 降伏(ごうぶく)諸魔(しょま)宿伏者(しゅくふくしゃ)
 遍至(へんじ)三千(さんぜん)大千界(だいせんかい)
 なうまく さんまんだ
 ぼだなん あん

(口金三打)


柴燈護摩次第などに法螺の文が収められていますが、その多くは長文で覚え難いと感じている方々も多いと思います。本間先生の法螺の文は、短い上に力強く、実際の作法の中に取り入れ実践するには、誠に重宝するものです。是非、本間先生のお国訛りも口伝として(?)マスターしてみてください。